2022年
9月
05日
月
「人を幸せにする写真」ハービー・山口 著
益々写真が好きになり、撮影したくなる、素敵な本でした。
特に印象に残っと箇所をメモとして。
「目は心の窓」の章
痛く無い注射と呼吸の関係。
息を吐いた時はリラックスして針を刺されても痛く無いとか。
シャッターも息を吐いている瞬間にリラックスした表情が撮影出来るのでは。
瞳孔の話し。
恋人が向き合っている時の開いた瞳孔を撮影時に誘導出来たら。
それは深い瞳。
人に語り、訴え、心に届く感情を湛えた瞳の表情。
氏の発して来たと言う言葉
「レンズの奥を見てください。
レンズの奥にあなたの夢とか希望を探して下さい。
そうすると目力が強くなってキラッと光るんです。」
そう、
瞳孔の開きは目の輝き
「キラッ!」なのです。
章の結びに、
非難している人や、不穏な状況下で暮らす人を記録として撮影する時、
写真家は全人格で接し相手の方の幸せをそっと祈って謙虚にシャッターを切る。
心の波動は案外伝わるものだと、締めてめていた。
謙虚に、寄り添いながら。
そんな写真を撮っていきたいと思います。
ハービー・山口さん、ありがとう。