2022年
5月
08日
日
最近、撮影していて思う事。
前髪が目にかかる長さでセットしている男子学生、多いですね。
テレビの芸能人やスポーツ選手の影響でしょうか。
女子の前髪へのこだわりは以前から承知しております。
私が撮影の際、学校での生活指導、頭髪検査のようにダメ出しをすることはありませんが、
写真は目が命、目は口ほどにものを言う、何といっても目でその人の印象が決まります。
髪型も自己主張、個性であることも分かります。
肖像写真、宣材写真ではその写真の使用目的をお聞きして目元をどうするか、
お客様と相談しながら撮影しています。
なお、証明写真はお顔を構成する目鼻口耳がしっかり見えることが前提です。
髪の毛をまとめて目元を出した方がポイントアップです。
私が学生だった頃は頭髪検査でパーマ、髪染めが発覚すると「お前は坊主刈りにしろ!」
と学校の先生に説教され厳しく指導されました。
私の通っていた中学、高校では基本、男子は耳に髪の毛がかかっては×、襟足が学生服のカラーにかかっても×という学校でした。
時代は変わり、今そんな指導があったら人権問題となりそうですね。
なお、コロナの影響で感染リスクを恐れ、散髪を含めた外出を控えて髪の毛が伸び放題の方も多いでしょうか。
それから、男性のクールビズが定着しカジュアルな服装、ネクタイ無しで通勤する事も一年を通して増えました。そのせいかどうか、ネクタイの結び目が整っていない方を多く見かけます。理由はそれだけでなく、結び目が崩れやすい一重巻きが多いせいもあると思います。
幅の細いネクタイや生地で結びにくいネクタイもあります。昔のオジサンの巨大なおにぎりみたいな結び目は頑丈で型崩れなしです。
男性は首元と襟元、ブイゾーンが目立つので、ネクタイの結び目もキレイに見えるよう手直しをしています。
以前も同じような記事をブログに書いたかもしれません。
年々、考えが凝り固まり新しいファッションスタイルを受け入れる事が困難になる自分もいます。
柔軟に写真を撮ることも心掛けています。