2016年
3月
18日
金
学生最後の期末試験を終えた時、もうテスト勉強をしなくて済むと、
友達と笑顔で喜び合った事が昨日のことのように思えます。
でも、
実際は社会に出てからもテストは終わりませんでした。
勤めていた頃、会社で受けさせられた通信教育では毎月テストを提出しなくてはならないし、
資格取得のための受験もしました。
写真を初めてからも、写真展を開催する時はギャラリーの審査があるし、
公募コンペに応募したりしていたので、これも試験と同じですね。
落選した時のショック、口惜しさは自分の写真=人格を否定されたようで、
試験に落ちた時よりも落ち込みましたよ。
そして現在。
撮影の仕事でも日々、一枚一枚の撮影した写真を誰かに評価されています。
記念写真でも、証明写真でも、スナップ写真でも。
私の撮影した写真が合格だったらまた来店してくれたり、頼まれたりします。
でも、
不合格=気に入らなかったらそれで最後。
そして、収入は途絶えます。
お勤めの方は売り上げの数字や上司の評価で日々、採点されているわけですしね。
私の場合、暖かい目で見守ってくれる皆様に支えられて、
甘い採点をしてもらう事も多いのですが、
それに甘んじる事無く、自分を厳しく採点しながら続けていきたいと思う今日この頃です。