2016年
2月
07日
日
これは、最近撮影した写真です。
しかし、この写真はしばらくがっちり封印、塩漬けにします。
(なので、見なかったことにして下さい)。
そして、5年位経った時、何気なくSNS等のプロフィール写真としたり、
撮影時期の制約が無い証明写真に利用します。
そうです、
5年後になれば、自分は5歳若返るのです。
2016年
2月
04日
木
この時期になると就職活動を控えて暗い気持ちに陥っていた学生時代の自分を思い出します。
サークル活動もアルバイト、もちろん勉強も全てが中途半端だった学生生活。
彼女いない、お金もない、特に夢もない。
学校には通っていたけれど、近くの喫茶店でお茶を飲んでウダウダして。
時間を垂れ流していた学生生活。
日々、悶々としていました。
そんな学生生活も3年生の年度末試験が終わると学内は一気に就職活動のスイッチが入ります。
時はバブル。超売り手市場と言われた就職戦線。
大手有名企業に就職して何ぼ、という雰囲気が回りにはありました。
バリバリ営業して稼ぎたい人は証券業界。ゼミの推薦もらえる成績優秀な人は都市銀行。
将来を見越してコンピューターソフト業界。公務員試験を受験。
目標を持って動き出す人が眩しく見えました。
私はといえば、特に興味のある業界もないし、やりたい事もない。
大量に送られてくる就職情報誌のページをめくっても憂鬱になるだけでした。
焦りました。困りました。
そして私がとった行動はというと、
就職戦線、離脱。現実逃避です。
南の島への逃避行。
犯罪者の心理のように、遠くへ行けば何とかなるような気がして、
与那国島へ行きました。
サトウキビの刈入れという日本一過酷なアルバイで自分を試したら何かが変るような気がしました。
二月の沖縄は春先のような陽気。曇りの日が多いけれど、晴れると夏。
飯付き、酒付き、宿付きというVip待遇。
仕事はというと、絡まって生えているキビの根元を斧で叩き切って、
それを引っ張り出して束ねるという作業。
切る、抜く、束ねるの繰り返し。
過酷でした。自分が甘すぎました。
そして、
3日間で帰ることを決意しました。
暑くて辛かった。
作業着がドロドロで辛かった。
単純作業が辛かった。
体中が痛くて辛かった。
雨が降ると何もやることがなくて辛かった。
静か過ぎる夜が辛かった。
迷惑をかけてしまったのに、バイト先のオジイは
「良く頑張ったね」と見送ってくれました。
自分なりに味わった小さな挫折。
帰宅後、心機一転、就職戦線に復活しました。
2016年
1月
21日
木
今年の成人の日、
工具が詰まった商用車で晴れ着のお嬢様を送り迎えしてくれた
作業着姿のお父様が印象に残っております。
お忙しい中でも、
お嬢様の成長をお喜びになる親心を垣間見させて頂きました。
撮影の最中、スタジオでお掛けになってお待ち下さいと申し上げても、
「タバコ吸っているから」と店の中に入らずに車の前でソワソワ。
撮影が終りかける頃なにげなく外を見たら営業車を雑巾で磨いている姿にジ~ン。
ご家族皆様ご一緒に1枚撮影しましょうとご提案したところ、
お父様は「俺はこんな格好だから」と照れたご様子でしたが「パチリ」。
何時かこの写真を見たお嬢様が、
ご両親はどんな思いで晴れの日の娘さんを見守っていたか、
そんなことを考えて頂けたら幸いです。
2016年
1月
09日
土
ちょっと遅れてしまいましたが、本年もよろしくお願いします。振り返ると10月から全くブログを更新しておりませんでした。毎年、この時期は色んな行事が続き、余裕がなくなってしまい、文章を書く気力も起こらないという体たらくです。ブログ以外にも、鳩ヶ谷に由来のある方を撮影するという鳩ヶ谷原人もすっかり滞ってしまい、反省しております。これからボチボチと復活していくつもりです。仕事以外でもテーマを持って写真を撮らないと、カメラマンとしての素直な感性が鈍っていくようで、何となく焦っています。この気持ちを大切にしたいと思います。原点回帰で商店街の人を撮影して行こうと思います。