七五三の季節ですね。

お子様の健やかな成長をお祝いする行事ですが、

3歳女子は初めて髪を伸ばすという「髪置」

５歳男子は初めて袴をつける「袴着」

７歳女子は初めて帯をつける「帯解」

という儀式の名残だそうです。

昔は医療もなかったので、子供が病気で亡くなってしまうことが現代よりもはるかに多く、

成長すること、それだけが大きな喜びだったのだと思います。

もちろん、時代が変わっても子供の成長を喜ぶ親御さんの気持ちは変わりませんよね。

昨年、皇族の方が七五三で５歳の男の子は碁盤の上から飛び降りる儀式を行ったニュースで取り上げられていました。５歳を向かえ、袴を着用して、少し高いところから飛び降りて、男として認められる儀式なのでしょうね。この碁盤から飛び降りる儀式は古式にのっとったものですが、一般には普及しませんね。

写真業界でも碁盤と一緒に撮影するのが流行るかと思いましたが、撮影の小物として利用しているお店はあるのでしょうか、、、。

撮影で忙しい季節を迎えますが、それぞれのご家族、お子様への心からの祝福の気持ちで撮影に望んでいきます。

特別な日の、特別な写真。

大切に撮影していきます。

友人のご両親が結婚50周年ということで、

そのお祝いを兼ねて当店で記念写真を撮影せて頂きました。

後日、感想のメールを頂きました。

以下、引用

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じぃさんばぁさんが、

スタジオ撮影。

写真館。

われわれの親世代には特別なものみたい。

上機嫌の二人です。

写真を見て歓喜の雄叫びをあげていた。

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嬉しかったです。

ありがたかったです。

もったいなお言葉です。

特別な日にご来店して下さるお客様。

誠心誠意お客様と向き合っていきたいです。

改めて、肝に銘じました。

旅先の小豆島で出会った自由律の俳人尾崎放哉がこの夏のマイブームです。

「咳をしても一人」

「いれものがない両手でうける」

「足のうら洗へば白くなる」

４２歳で病死。

病と孤独と、金銭的なひっ迫の中で、酒に溺れながら、

俳句だけはどんどん研ぎ澄まされたいった。

一瞬を切り取って残す。

俳句と写真となんか通じるところがある。

短歌は？と突っ込まないでね。

私はこんな切り口の鋭い写真は撮影できないけれど、

感性を研ぎ澄まし、無駄を省いて、飾らず、媚びず。

そんな写真がいい。

仕事で撮影する写真は着飾って装飾して、日々媚びていますよ（笑。