私にとって、最初の記憶に残るオリンピックといえば1984年のロスオリンピックだ。
当時、高校3年生で進路、私生活で鬱々と悩んでいた時期でもあり、華やかなオリンピックが別の次元で行われているような感じがした。
また、ファッションに興味を持ち始めた頃でもあり、オリンピックとは直接関係なくても、西海岸、ウエストコースト、サンタモニカ、UCLAと連想されるロスはただ、ただ、格好いい場所でのオリンピックという印象だった。
もちろん、山下選手の熱闘、金メダル、その印象は強烈でした。泣きましたよ。
スマートなカールルイスも格好良かった。
4年という間隔で行われるオリンピック(今回はコロナで5年でしたが)は、私のように転勤も昇進もなく、単調な日常の中では、4年ごとという節目を付けるのは過去を振り返ったり、将来の展望をしたりするのに良い指針となります。
それがオリンピックでなくても良いのだけれど、それに代わるイベントとなると不定期な冠婚葬祭ぐらいだろうか、、。
普通に生きていても4年で環境や体調、体力、流行、結構変わる事が多いです。
その記憶の「節目」、「しおり」としてオリンピックの中で起こる当別な出来事は過去の記憶を繋げるカードとして私には大切なものとなっています。