今はスマートフォンで自撮りする方も多いかと思いますが、
セルフシャッターではなく、気持ちを許せる人に頼んでシャッターを切ってもらう方が確実に良い写真になります。会話をしながら、リラックスして撮影しましょう。とはいえ、リラックスし過ぎてグデグデにならないよう、緊張感も必要です。写っている人の写真の中にシャッターを押した相手との関係性が出てくるものです。セルフシャッターだといくら表情を作っても、寂しい写真になってしまうと、私は思います。
また、写真では距離感が大切です。自撮りで手を伸ばして撮るとカメラと被写体が近すぎて、不自然な遠近感になってしまいます。顔が歪んで見えるのはそのためなのです。被写体とある程度の距離をとって、撮影してみて下さいね。
お店に来て頂いたお客様とは、撮影前に色々会話をするよう心掛けています。少しでもリラックスしてカメラを見てもらえるよう、また私もお客様がどんな雰囲気の肖像を撮影して欲しいのか、会話の中から想像して撮影しています。しかし、感染症予防のため、私はマスクをしてこちらの表情をさらけ出すことが出来ないのはつらいところですが、この状況に慣れてきました。
今日の格言、写真には撮る人と撮られる人の関係性が出てきます。リラックスしながら緊張して良い写真を撮れますように。