明日は結婚を控えたカップルの撮影。
とある場所で前撮りのご予約を頂いております。
店の仕事を継いだばかりの頃は、
仕事ではありませんが、友人達の結婚の度にカメラ係りとして、
重宝されてきました。
当時はフィルムの時代。
プリントはトリミングして、
大きいプリントを織り混ぜたアルバムに編集して差し上げることにこだわりました。
サービス判(L判)の写真でもカッターでトリミングして余分な部分を切り取ると
写真がすっきりして、格段によくなります。
撮影を始めた20年位前は写真が下手っぴ~だったので、
トリミングしてどんどんプリントが小さくなってしまう事がよくありました(笑。
結婚式の撮影で色々な事を勉強できました。
先を予想して撮影すること、会場の係員さんに嫌われないこと、忘れ物しないこと、
機材を落して壊さないこと、まあ当たり前のことですね。
結婚式場の裏側も見えるので、サービス業として何が大切か、
そんな事を学ぶことができました。
結婚式の二次会に、夜のカメラマンとしても何度も呼んで頂きました。
会場に入る前に新郎新婦を町の中で撮影したり、
グチャグチャに混雑した会場で撮影するのも楽しかったです。
15年位前からでしょうか、ブライダルスナップという分野が大きく変ってきました。
ドキュメンタリー的な写真だけでなくイメージ的、
ファッション写真的要素を取り入れて、
格好いいスタイルになってきました。
ブライダルカメラマン、大変だと思います。
ネクタイ、スーツを着用したままカメラ2台体制で動くのは本当に大変です。
それでも、これから結婚する2人はプラスのエネルギーが充満しているし、
それを取り巻く人々からも祝福の気持ちが伝わり、いいものですね。